白馬の美しい山々を楽しむには、山小屋泊がとても便利で安心。登りたい山、泊まりたい山小屋が決まったらさっそく事前準備!けれど、初めての山小屋となると「何を準備すればいいの?」「どんなマナーがあるの?」と不安なことも多いはず。
このコラムでは、白馬館の山小屋に泊まるための準備・マナー・持ち物のポイントを解説します。これを読めば、あなたも山小屋でもっと快適に、もっと楽しく過ごせるはず!


山小屋利用の流れと準備ステップ
まずは行きたい山・泊まりたい山小屋を決めて、早めに予約を。
白馬館の山小屋は公式ホームページからのWEB予約が便利でスムーズです。
電話予約も可能ですが、混雑時はつながりにくいことも。
チェックイン時に必要な宿帳(宿泊者名簿)と登山計画書を準備しましょう。
・宿帳はダウンロードして記入し、プリントアウトして山小屋へ持参
・登山計画書は紙でもOKですが、オンライン提出が便利です。紙の場合は登山口で提出を。
📎参考リンク:長野県の登山計画書について About Submission of Trekking Itineraries
登山前には、ルートや道路状況も念入りにチェックを。
2025年度は猿倉登山口の駐車場が利用不可のため、代替の駐車場やタクシーやバスの利用を検討しましょう。
▶ おすすめ駐車場:八方第5、第3駐車場・ローソン東側駐車場
▶ アクセス:駐車後、バスまたはタクシーで猿倉登山口へ アクセスページはこちら
山は天気も変わりやすく体力勝負。装備・体調は万全にして早めの行動を。
「早出・早着」は登山の基本。無理のない計画を立てましょう。
到着後は、受付で宿帳を提出し、現金で宿泊料金をお支払いください。
スタッフから部屋や食事の案内をしっかり聞いて、快適な山小屋滞在のスタートです。
山小屋の夜は早く、消灯後は真っ暗に。
ヘッドライトをすぐ使える場所に準備し、早めに休んで翌日に備えましょう。
山小屋で快適に過ごすための持ち物リスト【これで安心!】
- ヘッドライト(夜間の館内移動用に必須)
- 速乾性の衣類・下着・薄手のフリース
- ウェットティッシュやボディシート(リフレッシュに)
- インナーシーツ(シーツ替わりに。衛生面が気になる方は)
- 飲み物・行動食(非常時にも)
- 現金・小銭(宿泊料金支払い・売店利用時)
- 身分証・健康保険証(万が一に備えて)
- モバイルバッテリー(充電スペースは限られている)


山小屋マナー&注意点【知らなきゃ損!】
- 午後3時までに山小屋へ到着を
- 早朝・夜は静かに行動
- ゴミは持ち帰りが基本
- 食堂や共有スペースでは譲り合いを
- 水はとても貴重。節水にご協力を
【よくある失敗】
ウェアや登山靴の取り違い→ 名前や目印を必ずつけよう!
充電器の争奪戦→ モバイルバッテリー持参が正解!
消灯時間を忘れて大騒ぎ→ 静けさが一番の贅沢です
下山してから気づく忘れ物→ 山小屋から出発前に忘れ物がないか再確認を!
山小屋での一夜は、山の空気・星空・人との交流を味わえる特別な体験。美しい白馬の大自然の中で過ごす一夜は、忘れられない思い出になります。白馬館の山小屋なら、設備も整っていて安心。大自然の中で“本当の贅沢”を味わってみませんか?

